AWS HEROになった丸本健二郎氏にインタビュー!
先日、コープさっぽろ3人目のAWS SAMURAIである
丸本氏が、AWS HEROを受賞された第一報をお伝えしました!
今日は、そんな丸本氏にHEROインタビューをしてきました!
どうしてHEROになれたの?そもそも、最近コープで何してるの?
含め、いろんなお話をお伺いしてきました!
コープさっぽろではどんなお仕事をしているの?
ジョインしてから今までは、グランドデザインチームというところに属していました。結局、業務をやっている中で出てくる課題って、いろんな課題があるじゃないですか。みんな、組合員さんがよりハッピーになれるように、とか職員がより効率的に働けるようにという、仕掛け作りをやりたいと思ってるんですけど、みんな言葉でその場その場でやり取りしちゃうので、中々形として残らないんですよね。細かいやりとりでもチリツモで。
会話ベースでやり取りが成立していると、上の人がいろんな会議に出て、同じことをいろんな人に伝える必要があったりしますよね。
でも僕からすると、『忙しいですよね」って思う訳ですよ。
いろんな人に同じ話ばっかりしてて、時間もったいなくないかなって。
叶えたいものを目指して、ビジョンがあるからこそ
同じ話を繰り返して直接伝えるんだ。っていうのももちろん大事だと思うんだけど、それを資料化して「僕はこれがやりたいんだ」って伝えれば、みんな分かるじゃないですか。
僕からすると、上の人には上の役割があるわけで、調整したりとか次のビジョンを考えてアクションをしたほうが、ある意味あなたも下の人も幸せになれますよね。って思うんですよね。
そして、それが形になると実は、より課題が見えやすくなったりとかその次に、何をやっていかないといけないか等を図に落とす。イメージを形にしましょう。みたいな。そんな仕事をやっていますね。
グラウンドデザイン計画書っていうのをつくっているんですけど・・・。
コープの事業で考えたときに、一番わかり易いのは宅配とか店舗ですかね。
そもそもこの事業部だけで普通一個の会社になっちゃうじゃないですか。
その他に、葬儀やってます、電気もやってます。って・・・。一個一個の事業はとても大きいのに、(システムの)共通基盤がそもそも複雑すぎて、作れていないんですよね。
共通基盤以外にも、機能が重複しているシステムがそれぞれの事業部でたくさんあるんです。そういった所をひとつずつ紐解いていって整理を進めています。
なにか新しいシステムや機能を作りたい!となったときに、基盤の共通化を縦(各事業部)で狭い意味でそこだけ見るのではなくて、全体最適を見て共有しましょう。というのをゴールにグランド・デザインチームは動いています。
一旦グランド・デザインというのは書き終わったので、3月21日からはプロジェクト管理チームというチームになってそれぞれのプロジェクトの管理をしていく感じで進めています。
いろんな課題が、プロジェクトになってそれぞれの課題解決に向けて進んでいきますよね。でも、みんなプロジェクトを1個だけ回している訳ではなく、複数のプロジェクトを掛け持ちでやっているじゃないですか。さらに言うと、折角プロジェクトとして立ち上がりはしたものの、何か問題にぶつかることがあると、「どうやったらいいのか・・・、うーん。忙しいからこっちは後で!ほかの急ぎのプロジェクトを進めよう!」的な感じで停滞するプロジェクトも結構あるんですよね笑
そのプロジェクトに入りに行って、動かしたりとか、
プロジェクトの進捗を見て止まってそうなところに入っていって動かすとか。そんなチームで今はやらせてもらっています。
みんな気になる、ヒーローってどうやったらなれるの?
-さて本題!今回 AWS HEROの受賞おめでとうございます!!ものすごく単刀直入に聞くのですが、AWS HEROってどうやったらなれるんですか?
ものすごく直球ですね。(笑)
AWS HEROのページにこんな風に書いてあるんです。
丸本健二郎は、OPTARC、Inc。の創設者兼社長です。「ImplementYour Optimal」という目標に導かれ、クラウドインテグレーターとしてコンサルティングおよびシステム開発サービスを提供しています。 Kenjiroは、日本のAWSユーザーグループネットワークであるJAWS-UGのAWS広島支部(約300人の登録メンバー)とビッグデータ支部(約900人の登録メンバー)のミートアップと勉強会を開催することで、AWSユーザーコミュニティの活動に貢献しています。 ケンジロウが2019AWS Summit Tokyoで講演したとき、彼は1位の顧客満足度を獲得しました。 また、re:Invent2018で当時の彼の勤務先で実施したケースが、AmazonQuickSightユースケースとして紹介されました。 これらの活動が認められ、JAWS-UGに多大な貢献をしたユーザーに贈られる2018 AWS SamuraiAwardを受賞しました。(原文の日本語訳)
ーなるほど!!!すごいですね。支部の運営と、講演というのがキーポイントなんでしょうかね?
そうですね。ちなみに、広島支部はもともとあったけど、活動していなかった支部をリブートさせたんですよね。リブートというのは、集まり含め中々活動ができていなかった支部を復活させた!みたいなことを言います。
本文中にある、AmazonQuickSightユースケースっていうのは、これの件ですね。
当時から、自分は分析基盤を作ったよー!っていうのを外に向けてしゃべっていたんですよね。それを、日経さんとかITmediaさんとかに取り上げていただいたり、世界イベントでも取り上げてもらったりしたんですよね。
なので、いろいろと発信させてもらった最新事例と、広島支部のリビルドをしたことで選んでもらえたのかな?と自分では思ってます。
ー今は、JAWSのビックデータ支部も動かしていらっしゃるんですね。
そうですね。もともと支部って、北海道とか広島とか東京みたいな感じで、地域ごとの支部があるんですけど、都道府県ごとの地方支部以外に、専門分野の支部があるんです。AI支部とか、情シス支部とか。
たまたま自分はビックデータ側にちょっと知見があったのと、あとは本当にきっかけなんですよね。新型コロナウィルスの影響でオフラインができなくなってオンラインに切り替わったじゃないですか。その時に今回一緒に選ばれたAWSヒーローの吉江さんというNRIの方から「リアルだとできないから(オンラインで)24時間のJAWSイベントやろうと思ってんだけど、広島支部として出てくれないか?」とお話しをいただいたんです。
いろんな都道府県の人が話をする中で、広島からは自分が話すことになったんですが、Amazon Redshiftというビックデータ関連のことについて話をしたんですよね。
そうしたら、自分の次に話をする人がビックデータ支部の方で。ビックデータ支部について調べたら1年半~2年ぐらい止まってたんですよね。ちょうど専門支部もなんか一個やりたいなー。って思っていたのもあって、お声がけさせてもらって、ビックデータ支部をリブートした感じですね。
今後について
ーなるほど、、、、最後にコープさっぽろではどんなことを今後やってきたいとおもっていらっしゃいますか?抱負などを聞かせてください!
コープさっぽろの事業ってほんとに複雑で多岐に渡るので、組合員、上層部、職員、エンジニアリングチームといったステークホルダーのみんなが幸せになれるような循環油のように動きたいと思っています。
色々と難しいこともありますが、なんとかしますよ。
データヒーローなんで。(ドヤァ)
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最後はとても素敵なドヤァをいただきました。
ありがとうございます!
そして、受賞本当におめでとうございます!^^
文・写真/にーおか