「Hokkaido 海のクリーンアップ大作戦!」にコープさっぽろデジタル推進本部で参加しました!
海洋汚染が深刻な中、「できることから始める、そして北海道の海をみんなでキレイにしていくことを推進していく」ために2021年より活動を開始した「Hokkaido 海のクリーンアップ大作戦!」。
3年目を迎えた今年は6月17日(土)・21日(水)の2日間に渡り、全道の46ヶ所で海岸清掃が実施されました。
コープさっぽろデジタル推進本部からは、札幌エリアのモイレ海岸会場に、職員20名、組合員さん66名の合計86名で参加し、41袋(45L)分のごみを回収することができました。
今回の記事では、コープさっぽろ一丸となって取り組んだ「Hokkaido 海のクリーンアップ大作戦!」について、運営を担当されたくどうさん、いしづかさんにお話をお伺いしました!
コープさっぽろがSDGsに取り組む理由
ー まずはじめに、コープさっぽろが「Hokkaido 海のクリーンアップ大作戦!」に取り組む理由を教えてください。
くどう:生活協同組合は「自分たちの暮らしを守るために必要なものを共同で調達し分け合う」という仕組みから始まったと言われており、「生活課題に対し、自主自立で解決に取り組む」という組織マインドが生協の原点にあります。
近年では世界的にSDGsの取り組みが加速してきましたが、コープさっぽろはSDGsという言葉が存在する前から持続可能な社会貢献につながる取り組みを行ってきました。
豊かな北海道を次世代に引き継ぐために、北海道におけるSDGs推進の一助になればという思いで、今回の取り組みにも参加しています。
▼コープさっぽろの取り組みについてはこちらの「SDGs BOOK」もぜひご覧ください。
https://www.sapporo.coop/corporate/common/img/csr/2023coop_csr.pdf
「Hokkaido 海のクリーンアップ大作戦!」当日レポート
ー 活動当日はどのような1日でしたか?
くどう:当日は快晴で、波も穏やか。天候に恵まれ、気持ちよく活動をスタートすることができました。
ペットボトルや細かなプラスチック片が主なごみと思いきや、スキー靴や木材など大きなごみもあったのは予想外でした。
参加された組合員の方々も笑顔で談笑しながら作業されていた印象があり、海岸を楽しみながら清掃できたのではないかと思います。
また、今年のトドック軍手もカラーバリエーションも豊富で、子ども用も準備していたことから、お子様連れの参加者の方には大変喜んでいただけました!
ー お二人の当日の役割を教えてください。
くどう:6月21日はコープさっぽろのシステム部がメインの運営担当として、会場設備や駐車場の誘導を行いました。私自身は、当日の司会進行を担当しました。
いしづか:くどうさんと同じ会場の担当として、事前準備と当日の受付事務を担当しました。
ー 今回の開催にあたり工夫したことはありますか?
くどう:開催前には、前回の振り返りと下見を行い(プロジェクトから得られた知識“Lessons Learned”と現実主義を大切にしています)、参加者全員を集めた事前打ち合わせで認識共有を図るなど、システム部として普段から意識しているプロジェクト管理を行うことで作業をスムーズに行うことができました。
ー 参加者の方から届いた感想を教えてください。
くどう:コープさっぽろ組合員の方からは、「海岸数百メートルに渡るごみ拾いエリアの端に、担当者がいたことで清掃範囲が確認できてよかった」「トドックの軍手のデザインがかわいかった」などの運営に対するフィードバックから、「今年で3回目の参加になりますが、BBQの跡と思われる炭が砂浜に埋まっていたり、肉や魚のパックが波で削られてできたであろう細かいスチロール片がたくさんあったりと、参加する度に色々と考える機会になります」という環境に対する気づきまでさまざまな感想をいただきました。
ー 担当者としてはどのような感想を持ちましたか。
くどう:初めて海岸清掃活動をしましたが、天気にも恵まれとても楽しく参加することができました。日頃運動をしていないので、砂浜を1時間ほど歩くことが思っていた以上に大変でした...!
いしづか:今年の5月に入協したので、前回までを経験していなかったり、まだ面識のないシステム部職員の方も多い中で準備を進めたので当日を迎えるまでドキドキでした。不手際もあったと思いますが、参加者や職員の方に優しくフォローしていただき、無事終了することができました。
今回の活動を通して、コープさっぽろの雰囲気を肌で感じ、多くの方とも知り合うことができ、自分自身としても良い経験になりました。次回はさらに良い活動にしていければと思います!
生活課題への解決に気軽に参加できるように。コープさっぽろの今後の取り組み
ー 3年間継続して海岸清掃の取り組みを行う中で、どのような意識の変化があったと感じますか?
くどう:1年目は2,800人、2年目は8,000人、3年目は1万人を超える方々に参加していただきました。「気軽に参加できる社会貢献(環境問題の解決)」の機会としての認知が広まり、自然環境を守ろうとするマインドがスタンダードになってきているんだなと実感しています。
ー 今後、他にもコープさっぽろとして予定されている地域や環境に対する活動はありますか?
くどう:今年予定している地域に対して行う大きなイベントは、「食べることの大切さ」を体験で学べる食育イベント「食べる・たいせつフェスティバル2023」です。
「食べる」が中心になってはいますが、「くらし」や「環境」にもつながるさまざま体験プログラムが用意されています。
札幌会場は初の「札幌ドーム」での開催が決まり、会場の規模も大きくなったため、より多くの組合員さんに楽しんでいただけるのではないかと思います。
今後もコープさっぽろとして、北海道の生活課題の解決に参加・支援できるよう持続可能な活動を続けていきたいと思います。
\コープさっぽろでは、一緒に働く仲間を募集しています/