Agri部活動日誌 苗購入から食育から、植え方から。
前回のお話・・・
あれから2ヶ月近くが経ちました。
現場現物現実って言うでしょー、
にーおかさん畑においでなさいよーと思っていたら
(畑行きたい気持ちは99%あるんです号泣 by にーおか)
オガタさんに「やまさきがFacebookに書いてるAgri部活動報告が良いのでYou書いちゃいなYO!!」とご指名を受けたので・・・
ということで、やまさきがお送りします
Agri部活動日誌(育成観察日記)です!
あれから何やってたん?
前回は、畑の要件定義をし、ひたすら石拾い(貸し農園でも石ころたくさん出てきます)と耕運機を入れまくる日々からのー・・・の2ヶ月後は・・・・
いっぱい育ってる!!!
話が飛躍し過ぎました・・・。
いろいろやってたんですよ!
苗を買いに行ったり植え付けたり育苗したり!植えたり水やったり雑草抜いたり!!
時系列で追っていきましょう。そして1話では追いつかないので連載確定です。
苗の買い付け
5月下旬のとある週末・・・
本部前で集合し、JA石狩地物市場とれのさとへ苗買い出しツアーです。
なんか有名なところなんだそうです。道民初心者が故によくわかってなくてすみません。。
でも多分道民歴の長いみなさまにおいては「あー!!とれのさとー!!行く行くー!!」な場所なのでしょうか。
全員が苗目当てというわけではなさそうだったのですが入り口の入場待ちの人の列が長くてびっくりしました。
なす、トマト(桃太郎、ハート型ミニトマト)、パプリカ(赤、オレンジ、黄色)、ズッキーニ(緑、黄色)、南蛮の苗をゲット。
苗の選び方として枝葉が伸びている間隔が短い(=徒長していない)のを選ぶと良い!あとは「うちの子になるかい?と聞いたらうん!!と言った子♡」という師匠の教えを基に選定しました。
それからハシゴして「花のとびつか」へ。
「花」!!って看板のインパクトよ・・・。
建物というか巨大なビニールハウスの中にたくさんの苗があって圧巻でした。
ここではししとうやトマト(まだ買うんかい)、食用ほおずき、激辛南蛮、ジャンボピーマン、裏赤紫蘇、ちりめん紫蘇を購入。
ここで難題。
南蛮ってなんばしょっとね??(南蛮と言われると唐揚げwith甘酸っぱいタレ+タルタルソースしか思いつかない元九州民の道民初心者です・・・)
目玉はコープさっぽろでも大いに利用しているAWS(Amazon Web Service)の名前を冠した黒いミニトマト、その名もAmazon!!!
また耕す
そして畑に戻ってきてさあ植えるぞ・・・・!
・・・・?あれ??土がカッピカピ!!の、カッチカチ!!!
ここで文明の利器、耕運機が入ります。
クワとかも買ったんですけどね、しんどいんです。エンジニア、大体インドア派なのでひよっこなんです・・・涙
そして畑の畝の設計図です。
ちゃんとこれ、事前に測量して作ってあります。
うん、オクラを買い忘れてましたね。まあいいか笑
今回はちびっこもいたのでコープさっぽろの技術顧問兼Agri部顧問の田名辺さん直々の耕運機レクチャーです。
ちなみにこの耕運機、フェラーリモデルらしい・・・(車もよくわからん
麻紐を張り巡らしてそれに沿って耕運機を動かすと、畝ができるという算段です。
まさに農業の英才教育!!食育!!!!!
植え付ける
設計書上の左側は歩道に面していて他の区画の人達は網で囲いを作っていたりするのですが、囲いの代わりにひまわりを植えよう!ということでちびっこたちの出番です。
パイプを土に押し付けて穴を作り、3つずつ種を入れて土をかぶせます。
そして、位置を決めて種芋(自家採取の馬鈴薯とメイクイーン)を植えます。
どこにどの品種の芋を植えたかわからなくなってしまうので、支柱を境界線に立ててビニールテープに名前を書いて貼りつけておきます。
さらに、自家育苗したピュアホワイト(とうもろこし)、玉ねぎ、長ネギの苗も植えます。
長ネギは土の中にある部分が白くなるので、50センチくらい穴を掘った中に苗を置き、苗の成長点を埋めてしまわない程度に土をかぶせます。
そして買ってきた苗は一旦配置場所を決めます。
畑の西側に建物があって、午後は日陰になる部分もあるので、作物によっては日向が好きとか日陰でも良いとかも考慮します!
そして苗を定植するときの豆知識として・・・
双葉が生えている方向と垂直に第一本葉が生えます。
第一本葉が生えている向きに実がなりやすいそうなので、第一本場が生えている向きを畝で統一すると収穫時の作業効率が上がるそうなのです。
文章で説明できる気がしないので絵を描いてみたのですがお分かりになられますでしょうか・・・
字が汚くてすみません・・・
第一本場は双葉と直角方向に生える、その第一本葉が生えている方向に実がなりやすい。
なので、第一本葉が生えている方向を全部同じ方向に揃えて植えると収穫の際に効率が良いということらしいのです。
畑でなくてもベランダプランターでもこのテクニックは使えるんじゃないでしょうか!
そして苗を植えたあとは、保温と風除けの意味で支柱を苗の四方に立ててビニール袋で囲います。
また、苗の茎の近くにもう一本立てて、茎を麻の縄でゆるく結んで支柱とつないで支えにします。
さてさてこれからが楽しみです・・・!!
とはいえ、さつまいも、えだまめ、きゅうりの植え付けが残タスクです。
(5/23の観察日誌。まだまだ続くよ!