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事業×システムの話

コープさっぽろアドベントカレンダー企画
コープさっぽろ オープン社内報
コープさっぽろ内の様子や、自分の仕事の話や取り組んでいること等みんなに伝えたいことであればテーマは何でもOK!!をテーマにそれぞれの部門の職員が(システム部多め)自分の仕事について、ブログを書いています!
ぜひ、他の職員の記事も見てみてください♪

こんにちは。デジタル推進本部の #重田 です。
そろそろ趣味のサイクリングもシーズンオフの頃合いですが、一方で21-22の雪山シーズン到来です。まだ11月ですが早速スノーボードを楽しんできました!

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今回はコープさっぽろに入協してからの1年を振り返りながら「事業×システム」の話をしようと思います。

事業×システムとは

現在地と目標、課題と優先事項、解決策と期限などを事業部とシステム部が相互に理解し、ゴールに向かってそれぞれの領域で尽力する協力関係だと考えています。
組織間の相互理解が不足していると齟齬が生じ、本当に必要なものを見誤ってしまうことがあります。
システム開発において揶揄される一例を紹介します。

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ユーザーの「ハンマーが欲しい」という要求に対して「ハンマーを提供する」という行為は間違っていません。しかしユーザーの課題は「釘を打ちたかった」なのです。
つまりユーザーは要求を正しく伝え、ベンダーは要求を引き出す双方の歩み寄りが必要でした。

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サービスとは、システムと業務の協力関係の上にあるのです。

事業×システムのメリット

1年前の入協当初は事業部の方と話をさせて頂く際に「少しお話させて頂く時間を頂けないでしょうか」から始まっていたように思います。しかし現在ではコミュニケーションの壁がなくなりました。ゴール地点を見据えてそれぞれが業務課題、システム課題を解決していくことでプロジェクトが進められています。
事業×システムの融合はコーポレートエンジニアとしてやりたかったことが出来ていて楽しいと実感しています。

事業×システムのススメ

どのようにして事業×システムの関係が築けたのか?
そこにはコープさっぽろデジタル推進本部の取り組みが大きく関係しています。

対馬CDO、長谷川CIOを筆頭にこの1年で目まぐるしい変化がありました。
特に下記の3つはとてもよい変化を与えていると思います。

①slackによるコミュニケーションの促進と脱縦割り

今まで電話で当事者間しか伝達されていなかったことが、組織全体で容易に情報共有が出来るようになりました。問題の連絡だけでなくアイディアの共有など、コミュニケーションが容易になった利便性から自然とITに触れる機会が増えたのではないでしょうか。
趣味チャンネルも生まれていて、部門を跨いだコミュニケーションも活発に行われています。

②デジタル勉強会

デジタル推進本部から事業部をメインターゲットとして各種ツールやサービスをどのように使うのか?どんなことが出来るのか?という勉強会を定期的に開催しています。
過去の開催テーマでは例えばslack、Google Workspace、Zapier、AppSheetなど、主にノーコードで工夫しやすいものをテーマに開催しています。
この勉強会を通じて事業部内での工夫や改善が進み、ITの民主化が広がっていると思います。

③現場研修

事業部のシステム理解だけでなく、システム部の業務理解も重要です。
「現場の改善効果を上げるために事実を知ること、体感すること」を目的として、デジタル推進本部の全職員が店舗、宅配、物流、工場の現場を研修します。現場の要求に最適で最善なシステム提供が行えるように要件定義力を高めることが狙いです。
現場の方々の多大なるご厚意で研修が実現しており大変感謝しています。

まとめ

システムに携わる人は現場を知ること、体感すること
システム開発には事業×システムの相互理解が効果的
「事業部さんとシステムさん」ではなく協力関係で仕事が出来ると楽しい!


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