サイトリニューアル楽しい事ばかりじゃないよね。エンジニアとディレクターの二人が感じた、リニューアル。
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サイトリニューアル楽しい事ばかりじゃないよね。エンジニアとディレクターの二人が感じた、リニューアル。

みなさーん!こんにちは!にーおかです!
今日は、トドックサイトのリニューアルに携わった方々シリーズ(勝手に)第三段。

今回は、WEBエンジニアのヒグさんと、WEBディレクターのカジさんのお二人にお話を聞いてみました!!

ぜひ、最後までお付き合いください^^

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チームと体制

ーいろんな方に今までお話を聞いてきたのですが、今回のトドックサイトリニューアル、どんなチーム体制でやっていたのでしょうか?

ヒグ:高田さんがリーダーで、カジさんと三井さんがディレクター。
そして、ディレクター陣がビジネスサイドやデザイナー、エンジニアとの調整をやっています。そのエンジニア陣に僕が入ってる形ですね。

カジ:ビジネスサイドというのは、先日インタビューをされていた、にしやんが属する宅配事業本部。売上に対して目標を持っている人たちですね。

ータスクフォースチーム!みたいな感じですね!そもそもこのチームの始まりは、どういうきっかけで始まったのでしょうか?

カジ:僕は、去年の3月にコープにジョインしたのですが、、、新しくサイトを作るぞ!という話になって、いろいろと調整をしたり、外注するかどうかを検討をしたのですが、コストが見合わないよね。という話になって。開発チームがあつまって0からスタートしたんですよね。

僕自身、前職がECサイトの会社だったのもあり、ECサイトをベンダーに作ってもらって、どの機能を付加しようか、売上を作るためにどういったものを作ろうかという仕事が今まで多かったのですが、コープに来て初めて「売上を作るためにサイトを作るぞ!!!」という0→1を体験していて、すごく大変でもあり楽しくもありますね。

「10%も」を大事にする、コープの考え方

ーなるほど、、、今までいろんな方のお話を聞いていると順調に進んでいます!といったお話が多かったのですが、お二人はどのように感じられていますか?

ヒグ:そうですね。僕が感じてるというか一番ビックリしたことでいうと、新しいトドックサイトの対応ブラウザにインターネットエクスプローラー(以降、IE)を残したことは、すごくびっくりしました。工数もかかるし、IEを残すという選択肢は無いと思っていたんです。でも、現在e-トドックを使っている組合員さんの中で、10%の方がIEを使っているということも、調べた結果わかっていて。そうなった時に、「もし、IEを使えなくしちゃったらインストール方法わかんない人ってどうするの?」っていう疑問が打ち合わせの中で出たそうなんです。

最終的に、対馬さん(デジタル推進本部長)組合員さんの10%がいるなら、IEを使えるようにしようってなったんですよね。事業会社だと絶対に切り捨てるか?という話になると思うんです。でも、コープはそこを拾い上げるんだ。という点で良い意味でのギャップを感じたんですよね。

カジ:トドックの新しいサイトに意見を送るというフォームがあるんですよ。組合員さんからの意見をいただく場所なのですが、そこにも「コープは生活の基盤なんです。」と、送ってくださる方が多くいらっしゃるんです。僕も最初は、ECサイトで物販をするのかな?って思ってたんです。物販サイトを作ればいいんだ。って。でも、組合員さんからの意見や、他の部署の職員と話をしていて、「IEをバージョンアップしてね。とか、IEから他のブラウザに乗り換えてね、っていうことは簡単なんですよね。でも「変えられない方」もいて、そうなると買い物ができなくなって、生活ができなくなるかもしれない。」

そういう話が、当たり前にみんなの口から出てくるんですよね。そういう打ち合わせを重ねる中で、「僕たちが今作っているのは生活インフラなんだ」って言う意識が、僕も芽生えました。

でもやっぱり、IEを使えるままにしておいて良いかというと、きっとそうではなくて、時間をかけてでもセキュリティの高いブラウザに移行してもらう必要はあるよね。って思ってます。

システム作りとチーム作りと

ープロジェクトを進める中で大変なことはありますか?

ヒグ:もちろんサイトを作る、WEBアプリを作るということも大変なのですが、本当に大変なのは、チームを作っていくことが大変だなって思ってる。御存知の通り、中途採用で色んな人達が一気に集まってきている環境なので、システムを作るのもそうですし、同時にエンジニアチームを醸成していかなければいけない。現状は、誰かがトドックサイトのチームビルディングをするということをが出来ていないんです。「あー、問題あるよね」ってなっちゃっていたりして、どうやって声を上げていくのかっていうことが(形をつくるのも)難しい。放っておいたら形にはならないですよね。なので、人を集めて技術的な分野について話し合う時間を作っていたりします。

今、僕らの開発の仕方ってアジャイルとは言いつつも、ここ(コープさっぽろ)のやり方って、アジャイルの正攻法では出来ないんですよね。

開発のスピード感はベンチャーだけど、求めてくる精度はウォーターフォール型なんです。なので、現場にいる人達でやり方を修正しながら、スプリント会とかも始めてるんです。エンジニア同士、違うプロジェクトにアサインされているので、定期的に相談したりしながら。

カジ:僕の場合は、頂いたご意見で一番へこんだのが、「新しいサイトで注文できません」という声が2件あがったことだったんです。目の不自由な方からのご意見だったんですが、前のサイトって、文章がすごく多かったからテキスト読み上げリーダーで読めて、発注が出来ていたんだそうです。今回、UIを画像が多くしたり、文字を少なくした関係で注文できなくなってしまったそうで、「注文できなくなっちゃったんだ・・・」ってすごく落ち込みました。

ー自分たちが良いと思ってリリースしたものが、利用者の方に合っていなかったと感じたということでしょうか?

カジ:コープさっぽろの組合員さんって、ものすごく参加意識が高い方が多いんです。その中に新しいサイトに対してご意見をいただくことも多くあって、前の方が良い!と言われることもあるんですよね。やっぱり落ち込みますね。(苦笑)ちょうど、e-トドックを強制的に終了させて、新しいトドックサイトどうですか?っていう時期だったのもあるのですが、今まで使い慣れていたものを、言ってしまえばこっち(コープさっぽろ側)の都合で使えなくなったストレスって、やっぱりありますよね。

そのシステム10年後、20年後を見据えてますか?

ー今はお二人ともに、苦戦しながらも前に進んでいるそんな様子が見受けられるのですが、今後どうされていきたいですか?

ヒグ:今後、、、今後、、、(頭を抱える)

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言われてみるとすごい難しいな。システム面では、ブラックボックスになってしまっているところを明かしていくというのがすごく大事だと思っています。過去の開発や運用で積み重ねてしまった負の遺産なんですよね。レガシーシステムと新しいものをつなごうとした時に、その仕様がどうなってるかわかんない。っていうことが結構あって。確認しようにもドキュメントがなかったり、触れなかったりで、、、。そういう点をなくして、いきたいですね。後はセキュリティ面だったり、信頼できるサイトづくりを大事にやっていきたいですね。対内的なところでいくと、お互いの長所を把握してうまく活かしあっていけるようにしていきたいと思ってます。うまく仕組みづくりをしていきたいです。

カジ:僕は、トドックとかコープのお店を利用したことはあるけど、共済とかそれ以外のものって使ったことが無いんですよね。なので、簡単にトドックから共済やその他のサービスの申込みが出来る仕組みを作りたいな、と思ってます。あとは、本当に夢で、ホント夢なんですけど。職員みんなでサービスへの動線を組んでいきたいなって思ってます。コープさっぽろの職員って1万5000人いるんですよ。その職員さんが「コープさっぽろの◯◯◯が美味しいんだよ!」「こんな作り方知ってる?」「隠れた名品はこれだよ」などなど。そういう情報発信が出来る→組合員さんが知るプラットフォームを作りたいなと思っています。現に、トドックの配達員が紹介したりすると買ってくださる方も多くって。なので、職員みんなでなにか形にできたらな。って思っています。

ーなるほど。お二人の今後すごく楽しみですね!!ヒグさんが言っている、ブラックボックスの点も非常に興味深いです。

ヒグ:小売DXの教科書(コープDXnoteのテーマ)ということで、最後に1個。すごく大事だと思うのが、今開発しようとしてるシステムやWEBアプリ、10年後、20年後に保守運用できるようになっていますか?という点だと思います。業務委託や協力会社にシステムを作るのを発注しても良いと思うんです。それでも、そのシステムを10年後20年後ちゃんと運用できるように、人を育ててますか?と。人がいないと、そのシステムを改善させたり変化させることも出来ないですよね。なので、人を育て、そして、情報をブラックボックス化させないこと。それが大事だと思うんです。

ー今うごけばいいじゃん。じゃなくその先を見据えたシステム設計と運用。更には、動かし続けるための人材育成。すごく奥が深くいつまでもお話を聞きたい二人のお話でしたが、皆さんいかがでしたでしょうか?

実際に四苦八苦しながら、進めている二人の様子が少しでも伝われば幸いです。

お二人に頑張れー!!の意味も込めて♡やコメントをいただけると、とても嬉しいです。ご覧いただき、ありがとうございました!

インタビュー、文:にーおか

ありがとうございます!!!頑張ります!!
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