CDOとCIOの1年間の振り返り Part3〜今期なにをするのか?編〜
みなさん、こんにちは!
Part1、Part2とデジタル推進本部が
出来てからの1年を振り返ってきたこの企画。
いよいよ最終回のPart3です!!
今期はどんな1年にしたいのか、という点について、
二人が話をしています!!
ぜひ、ごらんください!
※noteはyoutubeをテキスト化した物となっています^^
二人の熱さや、ワクワク感はぜひ、動画で体感してみてください♪
実際に自分たちの手でつくる。
対馬:21年度を何やるかって、(前2本の動画で)コレで結局答えが見えて来ましたよね。我々の目指すところは、別にシステム部だけが(デジタル化を)やるんじゃなくて、組織全体でやってこうやっていうところで言うと、ちょうどコープさっぽろのトップである大見さんは、「デジタルに圧倒的に強い組織に」っていうテーマを、コープさっぽろの経営のテーマとして掲げてるわけで
長谷川:全体としてね
対馬:それってすごくありがたいことだし、我々の目指す姿ってそこですよね、まさにね。
長谷川:そういう意味じゃあね、ITの民主化・データが民主化みたいなところでやって行きたいところもあるけど・・・。ちょっとこれ収録した時(5月初旬)、何ヶ月後にそうなってるかどうかわからないけど、例えば今のコープさっぽろのギフト販売もね、ECサイトみたいなのがあるんだけど、それをIT部じゃない、非ITの人たちがShopify使ってちょいちょいと作り上げましたって、なんかなりそうな雰囲気が、ちょっと出て来てるもんね。
対馬:でてきましたね
長谷川:そういう全体で強くなってくみたいなね。大見さんの言うように、武器を持たして強くなってくみたいな。そんな感じでできたら、本当いいよね。
対馬:そうですよね。長谷川さんがよく言うライトウェイトじゃないけど、必ずしもプログラミング、コーディングをしなくても、デジタル対応できるよっていうところが、最初は気持ち的に難しそうだけど「ECやってみよう勉強会」の時、びっくりしましたもんね。決済も全部含めて、30分で作れるって。これだけでできるんだったら、今まで何だったんだろうって、みんな思っちゃいますもんね。
長谷川:体験が重要かなって思うよね。なんか「できる!」って言うと
できるかもしれないけど、”実際にやってみる”って言うのとね、うっすら聞いてるけど、「うーん・・・(悩)」って言うのと、だいぶ違うと思うんで。やってみるといいよね。
システム部が無くなる未来を目指して。
対馬:今年度そういう意味でいうと、”ITの民主化”じゃないけど、もちろんシステム部で、コーディング必要な場合は必要だけど、そこまで使わないでデジタルツールちょっと使えば、自分の仕事がこんなに楽になるんだよっていうのを始めるじゃないですか。
これってこの1年間で、それこそG Suite&Slackの勉強会やってても、結構、その事業所によっては自分(対馬)の知識をよりも、遥か上のことをやっていたりするんですよね。
対馬:今までの前提としては、システム部だけがIT詳しくて、「全部やってあげなくちゃいけないんだよ」って思ったことが恥ずかしくなるかもしれない。だったら本業やってる、忙しい人たちに対して「少しこういうツールがあるんですよ」っていう発信が、Slackもそうですし、体験も含めて与えてあげると、その情報提供だけで、実は、(それ以外)やることなくなるんじゃないかなっていう。
今回業改チームでね、デジタルツールでいろいろやってくけど、何か数年後にシステム部がなくなったら、最高にかっこいいですよね。
長谷川:いやーかっこいいね!!
対馬:結局みんなできますからね。そこまで持って行けると、ITの民主化の最高の形ができますよね
長谷川:できるね。一部ほんとに、ネット企業では、ちょっとそうなってる。例えば、俺ら普通の情シスだと全営業系のシステムから、バックオフィス系のシステムから、メールから全部(システムを)受け持ってるけど、基本例えば、人事系のSaaSは、人事部が自分たちでやっていますみたいな。情シス関わってません。みたいなのって、結構ベンチャー系は多い。だから、「SaaSなんて言うものは、システム部に頼むっていうものではありゃせんわ」っていう感じから含めて、素人でも使えるようなシステム、SaaSっていうのがあったら、どんどんそっちの方に流れてって、ちょっとぐらいなこと(サービス)作れますみたいな。(情シスは)本当にテクノロジーが難しいところだけしっかりやってとか、全体の整合性を取るところだけに凄い注力してとか、そういう風やって行きたいですね。
対馬:そうですね。なんか本当に解散して、今のエンジニア達が事業だとか、自分の暮らしとか、知り合いの暮らしを豊かにするためにって動いて行って各事業に行くと、一番理想かもしれない。
長谷川:そうそう。で(各々で)やっていくと、むちゃくちゃになってきて、もう一回集まれー!!ってなって。
長谷川:もういっぺん散れーって、いう繰り返しになると思うけど。事業について行く時代というか、そのフェーズに次、移していけたらね。こんな懐刀あったんだったら、もっと早くからやればよかったって、各本部長はいうような感じでね。
対馬:そうなんですよね。たまに話す話でいうと。我々のプライベートの日常生活の方がデジタルじゃないですか、どちらかっていうと。スマホを使いこなしてる人が圧倒的に多いし。でも、これをデジタルだと思ってないんですよね。だから我々も(仕事において)デジタルって思いすぎてるだけで、みんなが使いこなせるようになっていく環境ができれば、デジタル推進本部はDX!デジタル!って言ってるけど、今の時代の経営企画みたいな感じですよね、言ったらね。
別にアナログを排除して、デジタルにするわけじゃなくて。アナログもデジタルも別に関係なくて、だけどより便利にする、より良くするために。どの組み合わせでやった方がいいよねっていう。パズルみたいな。ほんと。この1年やっててすごい思いますね。
やってみようというチャレンジができる組織
対馬:長谷川さんこの一年どうします?
長谷川:向こう一年?そうだね。だいぶこの一年で変わってるじゃないですか。もともとはテクノロジーインフラ、コミュニケーションインフラそして、アプリケーションは整備だ!っていって、整地を作る(年にする)って言ってたんだけど。いやいやちょっと待てよって。アプリケーションインフラだなっていうか。作る前にAppSheetとか、あぁいうの含めて無邪気にこう手作りで作って、また(予算を)何千万とか何億かけてっていうんじゃなくって。いかに早く効率よく作るかっていうのに、必死こいて研究して、あるいは、いかに自分たち情シスだけで作るんじゃなくて、ITの民主化で、他の一般従業員も含めて一生懸命構築して、(みんなで)楽になっていくっていうのを含めてやるのを先に、一生懸命やってから作り出さないと「なんか金ばっかりかかって、何やってんだ」ってまたなっちゃうかなと思って。そういうところを注力して、やっていきたいところかな。
対馬:今まさにECでその話が出てて、まずBASEでやってみて。BASEでできないところを、次Shopfyでやってみて、Shopfyでできなかったら「じゃあ(エンジニア達で)作ろうか」って、そういうことですよね。
長谷川:どうせできないとかね、決まってるから始めるんじゃなくて。「それ、やってみて!」でも良いし。コープのいいところは、緒方っていう変な部長いるじゃん?(笑)あの人が、ギフトサイトか何サイトかわかんないけど「それ作っちゃいますかー!いいですね!作っちゃいますかー」とかなんか。。。
本人:(笑)
長谷川:そこで緒方さんが、「じゃあ、やってみようか」って
決断を持ってやり始めるところに、これまたコープさっぽろ感を感じるんだよね。いざ、「勉強だ!!」「はい、勉強になりました!」でも、現実は「そんなことして、何かあったらやばいからやりません」が、普通の企業なんだけど「なんかできるんだったら、やってみるか」っていう単純バカみたいなところが、非常に素晴らしい。緒方さん。
ちょっとやってみて、また「ダメだった、よし、じゃあまた次のでやってみよう」みたいなところ含めて、そこは組織として「まず、やってみよう!」みたいなところは、すごいあるなって思う。
対馬:そうですね。小売りとか、生協だとまさにそうですけど、やっぱ一番いいのって、(事業が)自分の身近に感じるじゃないですか。自分の身近なことを、イメージしているからこそまずやってみよう!ってやりやすいと思うんですよね。
なんかの会議室とか、難しい、誰が使うんだかわかんないステップがたくさんあると、どうしても、やってみようって言っても(実現するための)ハードルがたくさんあるけど、我々の場合は、一職員であり、一組合員であり、一道民であるから、イメージしやすいですよね。EC一つをとっても。
あれ、この点とこの事業って、こんなんで使えるんじゃないっていうのが、イメージしやすいから、多分良くて。それがさっきのデジタルツールが当たり前のようになっていくっていうのは、やっぱり相性いいとおもうんですよね。小売りって。だから小売りの経営者たちが、シンプルに「まず、やってみよう!」って言う風な幹部が増えてきたら、圧倒的に強いでしょうね。
長谷川:圧倒的に強いよね。だって、だめだったら引き返せばいいだけだし。そこはね、そういう意味でも、浸透度が早いっていうか。そんな気はする。コープさっぽろ。
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いかがでしたでしょうか?全3編の動画となりました。
去年1年間の振り返りを含めて、今年そしてこれから先の目指すものを話す時間でした。
できること、出来ないこと。やらないと決めること。やり続けること。
この1年も、沢山出来てくると思います。
引き続きDXコープさっぽろnoteでは、
私達のチャレンジについて赤裸々に綴って参ります!!
引き続きよろしくお願いします!!!