AI活用で47万人の組合員さん宅への宅配配送ルートを最適化 DSA DATA-EX賞「データ社会活用アイデア大賞」受賞
一般社団法人データ社会推進協議会(以下、DSA)が発表した2024年度DATA-EX賞において、北海道全域および離島を含む47万世帯の組合員さんへの宅配システムトドックにおけるAI活用プロジェクトが、「データ社会活用アイデア大賞」を受賞しました!!!
従来、配送ルートは人手で管理しており、新規加入や退会に伴うルートの変更により配送効率が徐々に悪化する課題がありました。
この問題を解決するため、コープさっぽろでは北海道大学発スタートアップ企業・株式会社調和技研と共同開発を行い、AIによる配送ルート最適化を実現。配送先や道路条件、独自の配送要件を「絶対条件」と「考慮条件」としてAIに組み込み、最適ルートを自動生成しました。
その結果、配送効率が7%向上し、配送キャパシティも3%改善されました。また、ルートの乱れが著しい拠点では、全体の配送ルート再編もAIで迅速に行えるようになり、従来は約3ヶ月を要していた作業が、担当者によるAI生成ルートの確認と微調整のみで対応可能となりました。
コープさっぽろでは関連会社も含めて、SlackやZapierの活用などDXを強化しており、最近ではAppSheetや生成AIを活用することで業務の効率化を進めています。今後も全体でノウハウや事例を共有しながら、積極的に生成AIの活用を進め業務効率化に務めてまいります。
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