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SlackのワークフロービルダーとZapierでちょっと便利にしてみた(write ako)

チャットが仕事をする上でのハブになるよなーと常々思っているakoです。
特にリモートで仕事をする場合に、複数のサービスを行き来するのって積み重なるとしんどくなってくるんですよね。常にURLを探す作業になったり…。
なので、チャットを基点として作業が捗るとほんの少しですけど楽になるなと思っています。

ということで、社内での申請業務をSlackのワークフロービルダーとZapierを使って自動化してみました。

自動化したフロー:Slackのアカウント追加申請

<元のフロー>
1. 申請者:新規追加したいSlackアカウントの情報を、指定のSpreadシートへ記載
2. 申請者:Slackのアカウント申請チャンネルにて、アカウント管理者へアカウント追加申請依頼(Spreadシートの情報を共有)
3.管理者:Spreadシートの内容に沿ってSlackへアカウントを追加
4.管理者:Spreadの依頼行を追加済みに更新
5.管理者:Slackのアカウント申請チャンネルにて、申請者へ追加完了を報告

<自動化したフロー>
1.申請者:Slackのワークフローを選択し、フォームに必要事項を記載し申請依頼
2.Zapier:Slackのフォームの情報を拾ってSpreadシートに書き込む

3.管理者:Spreadシートの内容に沿ってSlackへアカウントを追加
4.管理者:Spreadの依頼行を追加済みに更新
5.管理者:Slackのアカウント申請チャンネルにて、申請者へ追加完了を報告

工程数は変更がありませんが、申請者はSlackだけで申請が完結しています。
申請があると管理者へワークフロー経由でDMが来るので依頼が重なったときに取りこぼしがありません。また追加完了のお知らせもボタンで投稿することができます。

ワークフローの作成

1.ワークスペースのメニューから「ツール」「ワークフロービルダー」を選択
2.ワークフロービルダー画面の「作成」ボタンをクリック
3.ワークフローを作成

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ZapierでSlackとSparedを連携

4.Zapierを使ってslackから申請内容を切り出し、Spreadに書き込む

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4-1. Slackの特定のチャンネルの投稿を拾います。(基本的な設定はFind Dataより前の項目でちゃっちゃとできます。)
  ここでは申請フォームの内容を拾っています。枠で囲った部分が「*」区切りのデータとして取得できていることが見れます。

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4.2. 「*」区切りのデータを分割してspreadへ書き込むデータの下準備をします

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「*」を区切り文字として分割すると下記の様にばらしてくれます!

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4.3.Spreadに書き込む。これも対象のSpreadとアカウント名をちゃっちゃと入れて、対象のSpreadの項目にデータを当てはめていきます。

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これで終了!

あとはZapierを稼働させるだけ!

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申請情報を入力して送信!

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自動で追加されました!

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さて、今後の課題は、チャンネルの登録まで自動で行えるようになるともっといいと思っています。
たぶんそれはAPI叩かないとむりかなーと思ってます。
が、この程度の連携なら、10分もかからないのでどんどん便利にしたいですね!

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