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宅配事業の業務効率化にのめり込む男。土台づくりから実行を目指す3年目の挑戦

コープさっぽろDX noteでは、入協から2年以上勤続したデジタル推進本部メンバーにお話を聞く企画「#変化の途中」を始めます。

この連載では、DX(デジタル技術を用いて、変革を目指すこと)に取り組むメンバー自身の「変化」に着目し、入協から現在までの仕事や学び、今後について深掘りします。

記念すべき初回は入協3年目のデジタル推進本部システム部 重田真志さんです。入協エントリーでは「宅配の業務効率化が急務」と訴えていた重田さん。同じシステム部のメンバーからは「宅配の業務効率化にのめり込む重田さん」と呼ばれるほど、その思いは強いようです。

入協から2年がたち、重田さんの目指す業務効率化はどこまで進んだのでしょうか。お話をお伺いしていきます。

今年からはチームリーダーに。チームメンバーと二人三脚で成長

ー 宅配事業の業務効率化を目指して入協されたとのことですが、現在までのコープさっぽろで担当してきたお仕事について教えてください。

重田:入協後最初に配属されたのはコープさっぽろのDXの方向性を検討するグランドデザインチームで、宅配事業の全体の業務フローの整備をしていました。並行してサーバーのAWS移行のチームに立ち上げ時から所属し、今は宅配チームで宅配事業全体のシステム管理・企画を担当し、今年からチームリーダーになりました。

ー DXに関わる仕事を続けるなかで、印象的なエピソードはありますか?

重田:AWS移行のプロジェクトはゼロからのスタートで、試行錯誤をしながら進めたので印象に残っています。

サーバーの構成や使用していたアプリケーションについてわからないことがあれば、サーバー利用開始時から所属するメンバーや、同期のエキスパートなエンジニア、クラウドベンダーに話を聞き、たくさんの方と協力しながら進めていきました。コミュニケーションを取るのは得意なので、サーバー移行の業務では強みを活かせたと思っています。

ー コープさっぽろで働き始めてから、DXに対して意識の変化はありましたか?

重田:前職ではDXに関わることは少なく、時代もまだDXが浸透していなかったのですが、コープさっぽろのDXは本質的だと感じます。

例えばCIOの長谷川さんは「会議中に見る資料を紙からタブレットに変えてもツールが変わっただけで業務改善はしてないよね。ただのデジタル化であってDXではない。」と言います。

一方で、Slackがコープさっぽろの業務に浸透したのはまさにDX。DXの解釈は幅広いですが、現場の人たちが使いこなしていくことこそがDXなのかなと思います。

ー 入協してから2年半経ちますが、成長を実感することはありますか?

重田:コープさっぽろのシステム部は業務部門が一体となり、みんなで取り組む意識が強く、とても良いことだと思っています。

システム部は大きく分けてシステム開発のエキスパートと、業務運営に精通してシステムを活用するメンバーがいるのですが、それぞれの得意分野で連携しています。同じ目標を目指して二人三脚で取り組むことが成長に繋がっていると感じますね。

コープさっぽろのAgri部やイベントでプライベートも充実

ー 重田さんは東京からのUターンで入協しましたが、北海道に戻ってから働き方や暮らし方の変化はありますか。

重田:東京にいた頃は秋が長くて冬がないような季節感覚だったので、北海道に戻ってきて四季を感じられるのが良いですね。季節ごとに美味しいものを食べれるし、アクティビティもある。

入協エントリーのnoteにも書きましたが、北海道に戻ってきてからスノーボードを始めたり、夏はデジタル推進本部で2年前から始めたAgri部で畑仕事をしています。

重田:収穫のときはお子さんを連れてきてみんなで収穫をしてイベントのようになっています。

ー Agri部のようなコープさっぽろに入協したからこそ体験できたことはありますか。

重田:コープさっぽろは地域貢献の施策やイベントが多いんですよね。今年も6月に開催される海のクリーンアップ大作戦は北海道の海岸を清掃するイベントで、コープさっぽろの職員、組合員さん、一般公募から応募してくださった方が参加します。僕も参加しています。

ー 組合員さんや地域の方との繋がりを感じる機会はありますか。

重田:業務柄、組合員さんや地域の方たちと話す機会は多くないですが、コープさっぽろのサービスは僕たち自身が利用することも多く、組合員さん視点で体験しやすいので、自然と仕事にも影響していると思います。

業務効率化の土台づくりはの次は実用化へ

ー 入協して描いてた仕事への達成度や、今後のやりたいことなどを教えてください。

重田:入協した頃は、古いシステムに慣れてしまっている人や我慢しながら使っている人たちが多く、みなさんの業務効率を改善したいと思い入協しました。入協して2年が経ち、すべてが達成できたとは言えませんが、ネットワークを整えたり、サーバーを移行したりと業務効率化の土台は整いました。これからは本格的な業務効率化の施策に力を注ぎたいです。

また、コープさっぽろはビジネススクールを開講していて、今年から僕も参加しています。小樽商科大学の教授に講義のプランニングをしていただき、財務諸表の読み方や組織の良し悪しを数字から読み解く方法など、いわゆるMBAの導入部分を学んでいます。

講義で僕自身が経営のオーナーシップ視点を知ることができたので、財務状況を読み解く力などを今の仕事に活用できれば面白いことができるんじゃないかと思っています。

ー 最後に、コープさっぽろで働いてみたいと思っている方にメッセージをお願いします。

重田:システム部では「改善し放題、伸び代しかない」と頻繁にみんなで口にしています。進めたいこともたくさんあるし、課題も多いので、業務改善に取り組みたい人はおすすめです。

また、「北海道で生きることを誇りと喜びにする」というコープさっぽろのミッションに共感して一緒に尽力できる人を待っています。

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入協エントリーでは困っていることとして「遊びも仕事もやりたいことがたくさんあって時間がない」と貪欲に答えていた重田さん。現在も仕事もプライベートも充実した日々を過ごしているようです。

3年目以降のこれからも入協時から持つ業務効率化への熱いパッションで仕事に取り組み、宅配事業の未来を変える中心人物となるのではないでしょうか。

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