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合格したら、受験費は全額支給。資格が取りたい僕を支援する仕組みがイイ


こんにちは!かねだです。
今回のインタビューのお相手は私の上司でもある、いとうさん。
私と同じく店側から異動してきた先輩です。”資格”を取るための、イイお話が聞けました。


北海道庁出向やバイヤーを経験

―システム部へ異動する前は何をしていましたか?

いとう 2014年に大学を卒業してコープさっぽろへ入協しました。最初は2年くらい店舗の農産で働いて、そのあとは業務改善タスクチームというところで店舗向けの業務マニュアルを作りました。
それから宅配システムトドックのバイヤーを経て、北海道庁へ出向して、戻ってから店舗のバイヤーを経験し、昨年春からシステム部にいます。

―出向も含めて、かなり多様な業務を経験されていますよね!
そして現在は、私も所属する店舗チームのリーダーですが、そこではどのようなお仕事をしていますか。

いとう 今は店舗で扱うシステムの改修や導入を担当しています。単品在庫管理のシステム導入とか、最近でいくと生鮮の棚卸に関するシステムをリリースしました。
業務側の視点に立って、店舗の知識をエンジニアへ伝えていくという立場ですかね。

―まったく畑が違う部署への異動、私の場合は内心ドキドキでしたが、いとうさんはどうでしたか?

いとう 僕は元々、どこにいても改善するのが好きなタイプで。
ていうか早く帰りたかったから(笑)、ラクに働ける仕組みをいつも考えてたんですよね。
だからシステム部に行ったら改善に振り切っていろいろできるのかなって思っていました。

IT系知識を得るために「資格を取ろう」。

―システム部は、業務改善の要(かなめ)みたいな部署ですもんね。
本題ですが、いとうさんはシステム部に異動してから既に2つも資格を取得されているとか。

いとう はい。昨年11月に〈ITパスポート〉と、今年4月に〈基本情報技術者〉を取得しました。

―それらの資格取得を目指すキッカケは何でしたか?

いとう システム部に異動した当初、打ち合わせに参加しても、意味の分からない用語が飛び交ってたんですよ。
異動2カ月でAWS移行の担当になりましたが、インフラ関係のネットワークについてベンダーさんとインフラ担当が話している内容がわからなくて。「とりあえずしゃべっていることをそのままメモしておこう」としかできず、あれは苦痛でした…。
「IT系の知識を身に付けなくては仕事にならない」と思っていたところに、システム部の大先輩であるはやしざきさんにメンターになってもらうことになって、毎朝ちょっと話す時間を作ってもらったんです。
そしたら「まずはITパスポート試験を受けようか」と勧められて。


―そうだったんですね。ITパスポートはこれから私も受験予定です!試験勉強は、無料サイトで過去問を解いていたんですか?

いとう そうそう、毎朝約15分。まず、はやしざきさんと2問くらい解いて、そのあと3問くらい自分で解いてました。そのサイトの模擬試験で、合格点に達してから受験しました。
無事合格して、はやしざきさんに報告をしたらすぐ「次は基本情報技術者試験だね」って(笑)

―さらに上の資格ですね。こちらも同じようにサイトで勉強したのですか?

いとう さすがにそっちはサイトで過去問を解くだけでは知識を補えなくて、テキストも使って勉強しました。
通常業務に支障がなければ、僕みたいに業務時間内に多少勉強しても問題ありません。もちろん昼休みにテキストを読んだり、帰ってからも勉強したりはしましたよ。
僕は基本的に新しいことを知るのが好きなので、勉強して知識を身に付けていく過程は楽しかったです。

―やはりサイトの過去問だけで学ぶのは難しいですか。テキストで学ぶこととの違いは何ですか?

いとう もしかすると、試験に合格するためだけならそのサイトだけでも良かったのかもしれません。
でも僕の目的は資格を取ることではなくて、学ぶ中で得られる知識を‟仕事に活かす”こと。
そう考えると、反射的に答えられるようになる過去問だけでは知識が断片的で限界があって、あまりよろしくないなと。それで、テキストで体系的に学ぶ必要があると思ったんです。

―たしかに、資格を取る本当の目的は、合格ではなく仕事に活かす知識を身に付けること。はき違えてはいけませんね。
テキストはご自身で購入されたのですか?

いとう そのテキストには書き込みもしたかったし、自分の物にしたかったので自費で買いました。
でも部署で必要だと判断した本は、買ってもらえる制度がありますよね。部署内では勉強会もよく行うので、そのための本はみんなで相談して購入制度を利用しています。


業務に関する資格は費用全額支給されます!

―デジタル推進本部では、受験の費用を補助する制度もあります。受験した資格は2つとも請求しましたか?

いとう もちろんです。基本的に上司が‟業務に必要”と判断した資格なら請求できますからね。
僕はこれまでは1回で合格できましたが、受験3回までに合格できたら3回分全額支給されるのは助かります。

―資格を取りたい人にとって、受験費用の援助はかなりイイですよね!
請求する手順はわかりやすかったですか?

いとう ほかの経費精算と同じ方法で、簡単に請求できました。
だから…、かねださんもITパスポート試験がんばってくださいね(笑)。

いまは、専門領域が異なる部署間の‟通訳”

―がんばりますー。資格を取得したことで、仕事に効果は出ていますか?

いとう 先ほども言った通り、業務に活かしたくて取った資格ですからね。学ぶなかで、たとえば以前チンプンカンプンだったベンダーさんとインフラ担当との話が「こういうことだったのか!」など、振り返って理解できるようになることも、よくありました。
今は店舗側とシステム側の間に立って、通訳のような役割ができるようにはなったかな。


―店舗とシステム、それぞれ専門領域がまったく異なりますよね。そこを翻訳してつなげられる人財は貴重です!
いとうさん、次も何か資格を取る予定ですか?

いとう いやー、基本情報技術者のさらに上の資格もあるんですけど、ちょっと受験日のタイミングが合わなくて。
はやしざきさんに相談したら「じゃあ先に簿記2級受けるか」って(笑)。
大学で3級までは取っていたんですが、十数年ぶりに簿記の勉強再開です。
とりあえずテキストだけ買ってまだ勉強してないんですけど(笑)。

―簿記2級への挑戦、ここで宣言しちゃいましょうね(笑)。このブログをぜひモチベにしてください!今日はありがとうございました。

いとう かねださんもITパスポートの受験を宣言しちゃったしね(笑)。IT系の知識は、自分から勉強しようとしないと身に付けられないものだから、資格取得を目標にして学ぶのは、知識を得る近道です。お互いがんばりましょう!


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